本日22日に「せんせいのお人形」の3巻が発売されました。
せんせいのお人形はCOMICOで全話読んでいますが、改めてコミックスで見るといいですねー。
今回はせんせいのお人形3巻の感想を書いていきます!
ネタバレありなので、未読の方は気を付けてください!
あと僕が以前書いたマイナーだけど面白い漫画を紹介する記事にもせんせいのお人形を
紹介しています!
せんせいのお人形以外にも名作たくさん紹介してるので是非!
せんせいのお人形3巻のあらすじ ※ネタバレあり
せんせいのお人形のコミックス1巻、2巻はそれぞれ15話ずつ掲載されていましたが、
今回の「せんせいのお人形3巻」については第31話から第41話までの10話分の掲載でした。
変わりに番外編ということで、描き下ろし漫画が5話掲載されています!
大雑把にですが、せんせいのお人形3巻のあらすじを書きますと、
基本的には一佐との賭けの立花への転入というのがありつつ、
- スミカの通う学校でいじめられている生徒を見て、スミカが代わりに仕返しをする。
- 辺見くんがオーストラリアに行ってしまう。
- スミカが転入試験にあたり前もって立花女学院に見学に来る。
- 転入試験本番
- 試験結果
と、こんな感じでしょうか。
ちょっと前にせんせいのお人形がCOMICOで50話まで無料で読めるキャンペーンやってたけど、
3巻発売が間近だったからこのあたりはさらっと流し読みするに留めたかいがあった・・・
せんせいのお人形3巻の感想
いやー面白いのはもちろん全話読んでいるから知ってるけど、
このあたりをちゃんと読むのも久しぶりだったから超おもしろかったなー
すごく印象に残っているのは、友達の家に少女漫画を借りに行ったところ。
幸せ家族を目の当たりにして、笑顔で応対しているその反面
「今すぐ叫びだしてしまいたい」という思いも自覚するスミカ。
その思いを自分で認識しつつ、いけない感情・思考であることも十分理解している様子。
過去に面倒を見てもらった家の人間たちに、虐待され誰からも大事にされてこなかった内面の自分と対話するが・・・。
結局スミカは昭明さんによりどんどん変わって行っているように見えて、
その実は自分の辛い過去や感情といったものにフタをしているに過ぎないのでしょうかね。
(物語後半にそれが爆発してしまうストーリーがありますが。)
友達のマユの家から帰宅し、昭明さんとの会話で必死に「今のこれがいいんだ」と
いうことにしようとしているスミカが見てて辛いです。
その後学校でいじめられている生徒を見て、仕返しへと移行するまでのスムーズさがまたね・・・。
マユちゃんの家に遊びに行って幸せな家庭を見ることで、
自分をないがしろにしてきた過去の家族や、その代替となる存在に復讐したい欲望が
強くなってしまったんでしょうねぇ。
いじめっ子に復讐している自分を客観視することが全くできないスミカもそれはそれで不憫に思いつつ、基本こういう描写(いじめっ子への仕返し)は個人的にはスカッとなのでガンガンやってと思う派ですが(笑)
それをしっかり止める辺見くんもよかったけど、
家に帰った後の昭明さんも非常に良かった。
いや、ここのシーンは本当によかった。
昭明さんめっちゃよかったです。ほんとに。
せんせいのお人形の3巻はスミカが立花女学院に合格するところが一番の見せ所かもしれないけど、個人的にはこのシーンが一番大事かなと思いましたね。
せんせいのお人形3巻の「番外編」
せんせいのお人形3巻では番外編を5編と最後にエピローグが載っています。
番外編5つのうち2つが辺見くんが絡むエピソード。
残り3つが昭明さんとスミカのエピソードです。
ネコシの時も思ったけど、昭明さんは割と動物好きよね(笑)
エピローグでは、一佐が少し出てきます。
エピローグでの昭明さんの思いとかが良かった。
単行本の本編の話数は減っちゃうけど、こういう番外編は個人的には好きです。
これだけの番外編載せるのは作者の方も大変そう。
だけどコミックスならではですね!
せんせいのお人形4巻はいつ発売?
まぁ3巻が発売されたばかりであれですが・・・。
今後のコミックス発売スケジュールってどんな感じなんですかね?
というのもせんせいのお人形ってもう連載は完結しており、
今後はその内容を順次コミックス化していって・・・という感じだと個人的に思っているのですが。
2か月に1冊くらい出ないかなーと(笑)
早く全巻欲しい。
二人が別々に「好きなんだ」というシーンがめっちゃ好きなんですよね。
あと早く一佐が本格的に絡んできてほしいですね。
ではまた!