ずっと漫画の紹介ばかりですが、
ここで小説の紹介をチラホラ多くしていきたいと思います。
この作品はミステリー小説としては
超有名です。
ネットで「面白い ミステリー小説」とかで検索すれば必ず出てきます。
なので僕としては、
・読書を趣味にしたいけど何から手を出したらいいかな~
・なんか新しい趣味ないかな~
・時間つぶしたいな~
・小説はあんまり見ないけど面白い作品あったら読みたいな~
くらいの人にお勧めしたいです!
ちなみにこの小説は、
僕が小説にハマるきっかけとなった小説です!
この小説が面白すぎて、この感動を再度味わいたく延々と新たな小説を探し、買い、読み、気づけば完全なる趣味に定着しておりました。
まず作品はこちらです。↓↓
このAmazonのは文庫の発売日なので、作品自体はもっと前、1990年前半くらいです。
なので時代背景もそのくらいですね。携帯とかも出てきません。
以下簡単なあらすじを。
休職中の刑事、本間俊介は遠縁の男性に頼まれて彼の婚約者、関根彰子の行方を捜すことになった。自らの意思で失踪、しかも徹底的に足取りを消して――なぜ彰子はそこまでして自分の存在を消さねばならなかったのか? いったい彼女は何者なのか? 謎を解く鍵は、カード社会の犠牲ともいうべき自己破産者の凄惨な人生に隠されていた。山本周五郎賞に輝いたミステリー史に残る傑作。
この作品はですね、僕がミステリーで一番好きな「入れ替わり」なんですよね。
(これは物語序盤で発覚する大枠の設定なのでネタバレじゃないということで・・・。)
行方不明だった女性を探すと、どうやら途中から自分が話している人間と相手が説明している人間に乖離が見られている・・・。
名前は同じだが、全く別の人間だった!!
みたいな。
こういう設定が超好きです。
この「火車」では、
・行方不明の女性はどこへ行ったのか?
・その女性は一体誰なのか?
・行方不明の女性が名乗っていた名前(戸籍も)は一体誰のものだったのだろうか?
・そしてその人は一体どこへ消えてしまったのか・・・?
という視点で物語が進みます。
スタートは主人公の休職中の刑事(ケガによる休職)の元へ、
亡くなった妻の親戚が訪ねてくるんですね。
そして結婚を前提にしてた恋人が突然消えてしまった。
刑事である主人公を当てにして助けを求めてきます。
主人公はケガの身だからできることは限られるけどそれでもいいなら・・・。
と依頼を受けます。
そして調べていくと前述したように、全く別人の影が見えてくる・・・。
いや~いいですね(笑)
この瞬間、また読みたくなりました(笑)
この小説は文庫で600ページくらいある超大作なのですが、そんなのは気にならないくらい面白く、物語に没頭できます。
「早く結末を知りたい」
という気持ちと
「まだまだ終わらないでほしい」
という相反する気持ちが常にありました。
この本を読んだのは5年くらい前かな?
当時の僕は何か趣味を見つけたくて、ベタに小説でも読むか、
と思っていました。
ネットで色々検索して、数ある作品の中からこの「火車」を選びました。
(ブックオフで100円!宮部先生すみません!)
いざ読んでみたら超ヒットしました!
ボリュームあるけど、ひたすら読んでいたので、2,3日で読み終わったんじゃないかな?
そこからは宮部作品を読み漁り、東野作品を読み漁り、そこからどんどん見る小説の輪が広がり、気づけば立派な活字中毒となっております。
ハードル高い人はブックオフでもいいから是非読んでほしい!
貸してあげたいくらいです(笑)
損させません!!!
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